鳥カゴの中はいつも空っぽ

たとえば空が感動的に青くてもココロの穴はふさがらない

これが普通だと思っていた

小学生の頃、家から少し離れた所に初めてのマクドナルドができた。ハンバーガーという食べ物もマックシェイクも、すごいご馳走に思えた。何故か最初に食べたのはフィレオフィッシュで、タルタルソースの味が感動的だった。 食卓はカウンター いつも店のカウ…

シングルファーザーたち

コロナの世の中になってシングルマザーのことが時々話題にのぼる。でもなんでシングルファーザーのことはあんまり何も言わないんだろう?数が少ないから?子供の頃見ていたアニメ「巨人の星」。ちゃぶ台返しの星一徹はシングルファーザーだったなぁ。 オトン…

世の中にはいろんな仕事があるもんだ

もうだいぶ前になるけど、村上龍さんの著書「13歳のハローワーク」が話題になった。普通に学校に通っている13歳は、親の仕事プラス一般的に有名な仕事しか知らない、と思う。私の場合、お店の子になったおかげで、小学生の頃から様々な「仕事」について、あ…

人情溢れる無法地帯

土曜の夜、「8時だヨ!全員集合」を楽しみにしていた。棒で人の頭をポカリとやったり、セットをぶっ壊したり、お色気ギャグも、全てが笑いになっていた。今よりもずっと自由で、破茶滅茶で、勢いがある時代だった。そんな時代に、世の中の良いことも悪いこと…

昭和のにおい

押入れの上の天袋。何かに乗らないと届かない上に、奥が深い。最悪に使いにくい収納だと思う。というわけで奥の方に入れた物はもう何十年もさわっていない。それを思い切って出してみた。ベルベットの表紙、ずっしりと重いアルバム。その中に興味深い写真が…

人生はカオス

訳あって、生まれ育った地に滞在している。一日も早くここを出たくて遠方に職を見つけて以来、ほとんど長期滞在はしなかったのに。まだしばらくはここにいる事になりそう。死ぬ時にこれまでの事が走馬灯のように流れる…と言うけれど、ここで過ごしていると様…